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Q & A外科医のための統計学・6
生存率の計算と有意差の検定—χ2検定,標準偏差による
著者: 草間悟1 杉田暉道2
所属機関: 1昭和大学附属豊洲病院 2横浜市立大学医学部公衆衛生学教室
ページ範囲:P.1103 - P.1107
文献購入ページに移動癌ではその性状,宿主の条件,加えられた治療によつて宿主の時間学的運命が変化します。癌の臨床研究を行う者にとつては,これを計算し,有意な差があるかを判断することは学問の方法論として重要であるにもかかわらず,必ずしも論理的に正しい方法がとられていなかつたことが少なからずあるように思います.癌以外の疾患についても同じような考え方があると思いますが,今回は癌を中心にして例題をとりあげたいと思います.
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