icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床外科37巻8号

1982年08月発行

臨床報告

イレウス症状を呈した腸アニサキス症の1手術治験例

著者: 鄭正勝1 中村昭光1 田中承男1 橋本勇1 池田誠2

所属機関: 1京都府立医科大学第2外科 2池田病院

ページ範囲:P.1297 - P.1299

文献概要

はじめに
 アニサキス症は,中間宿主である海産魚類やイカを生食したとき,アニサキス幼虫がヒトの胃壁や腸壁に穿入することによつて惹き起こされる幼虫移行症として知られている.最近われわれは,急性腹症を呈し,イレウスの診断のもとに開腹し,腸管に穿入したアニサキス虫体を摘出した症例を経験したので,若干の文献的考察を加えて報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら