icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床外科37巻9号

1982年09月発行

臨床研究

内視鏡を利用した食道癌の診断と治療—特に,食道粘膜下造影とRIリンフォシンチグラフィーについて

著者: 川口忠彦1 曾我須直1 橘正人1 鯉江久昭1

所属機関: 1弘前大学医学部第1外科

ページ範囲:P.1391 - P.1396

文献概要

はじめに
 現在,食道ファイバースコープによる食道鏡検査は,食道癌の診断に欠くべからざるものである.すなわち,「食道癌取扱い規約」での食道癌の内視鏡分類に示される如くの観察面及び生検を中心として,その他,表在癌の診断や癌の浸潤範囲の判定等にも,食道鏡が駆使されている1).われわれの教室でも数年来,日常診療に食道鏡を用いているが,本稿では,食道鏡を利用した食道粘膜下造影,RIリンフォシンチグラフィー,及び,免疫療法剤による局所治療の手技と成績について述べてみたい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら