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先天性食道閉鎖症における大腸間置法—通常の食道経路(後縦隔)を用いたWaterston法の変法
著者: 伊川廣道1
所属機関: 1慶応義塾大学医学部外科
ページ範囲:P.98 - P.98
文献購入ページに移動 〈目的〉先天性食道閉鎖症でギャップが長く,一次的根治手術が不可能な場合に,一般には結腸を用い胸骨後または胸腔内を通し吻合する術式が行われている.著者らは成人において多く用いられている経後縦隔術式を初めて先天性食道閉鎖症に対して用い検討した.
〈対象〉過去5年間にSouthampton General Hos-pital (Southampton,U.K.)のWessex Regional Centre for Paediatric Surgeryで治療を受けた先天性食道閉鎖症94例のうち77%に一次的根治術が行われ,結腸移植は33例に行われた.そのうち本術式によるものは16例あり,その手術時年齢は7カ月から5歳,平均18カ月であった.
〈対象〉過去5年間にSouthampton General Hos-pital (Southampton,U.K.)のWessex Regional Centre for Paediatric Surgeryで治療を受けた先天性食道閉鎖症94例のうち77%に一次的根治術が行われ,結腸移植は33例に行われた.そのうち本術式によるものは16例あり,その手術時年齢は7カ月から5歳,平均18カ月であった.
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