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文献詳細

雑誌文献

臨床外科38巻10号

1983年10月発行

特集 下部消化管出血

下部消化管出血の放射線診断

著者: 小林茂雄1 有山襄1 松川正明1

所属機関: 1順天堂大学医学部消化器内科

ページ範囲:P.1429 - P.1434

文献概要

はじめに
 下部消化管とは,一般的にはTreitz靱帯以下の消化管とされているが,小腸の病変は症例が少ないので,文中では,大腸病変について論ずる.
 下部消化管出血(大腸)は,ほとんどが顕出血である.時には,緊急の処置が必要なこともある.従つて,顕出血例(肛門部病変を除く)に対しては,通常の検査体系と異なる手順が確立されてきている.これには,ファイバースコープの改良・進歩によるところが大である.この中で,注腸X線検査と血管造影の果たす役割りを考えてみる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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