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文献詳細

雑誌文献

臨床外科38巻10号

1983年10月発行

臨床報告

内分泌非活性ステロイド過剰産生型副腎皮質癌の1例

著者: 石神博昭1 山中義秀1 佐藤英樹1 小川清1 山路正文1 谷山新次1 柏木福和1 伊藤健次郎1 藤本茂2 奥井勝二2

所属機関: 1成田赤十字病院外科 2千葉大学医学部第1外科

ページ範囲:P.1541 - P.1544

文献概要

はじめに
 副腎皮質癌は極めて稀な疾患であるが,そのうちホルモン産生能を有するものは産生ホルモン過剰より起こる特徴的病態により早期診断が可能である.一方,ホルモン産生能を有しないものは,他の後腹膜腫瘍と同様巨大腹部腫瘤によりはじめて発見される事が多く,従つて予後も不良である.
 今回著者らは,右下腹部痛を主訴として来院した本症の1例を経験し手術前後の内分泌学的検索を行つたので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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