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文献詳細

雑誌文献

臨床外科38巻11号

1983年11月発行

文献概要

外科医のためのマイコン・ガイド・4

術前・術後の輸液輸血メニュー—メニュー4:高カロリー輸液

著者: 進藤勝久1

所属機関: 1大阪大学医学部第2外科

ページ範囲:P.1637 - P.1643

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はじめに
 高カロリー輸液法(IVH)は,完全静脈栄養法(TPN)とも言われるように,経口経腸栄養が不可能あるいは不十分な症例,経消化管栄養ではカロリー不足になるような症例,消化管栄養では原疾患を悪化させるような症例,小児の特殊症例などに用いられる.最近では,肝不全や腎不全など原疾患に伴う代謝異常の改善を目的とした治療法にも利用されている.
 今回は,完全静脈栄養用輸液の処方にちなんだマイコン利用法をのべる.そのプログラミング法では前回までの初歩的アプローチから脱却して少し考えねばならないレベルへ進みたい.今までは,マイコンがなくても理解できたと思うが,これからはマイコンがない場合は他所のを借りてでも実際に入力すると理解が深まると思う.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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