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文献詳細

雑誌文献

臨床外科38巻11号

1983年11月発行

臨床報告

広汎な腹腔内転移を認めた虫垂カルチノイドの1例

著者: 杉山恵一1 蜂須賀喜多男2 山口晃弘2 磯谷正敏2 近藤哲2 安井章裕2 堀明洋2 山田育男2 広瀬省吾2 深田伸二2 宮地正彦2

所属機関: 1大垣市民病院第2内科 2大垣市民病院外科

ページ範囲:P.1659 - P.1663

文献概要

はじめに
 カルチノイドは消化管上皮に存在するKultschitzky細胞から発生する腫瘍で,その多くは消化管に発生し,なかでも虫垂に発生頻度は高いが,虫垂原発のカルチノイドは良性のものが多く,広汎な転移を来たす例はきわめてまれである.今回われわれは開腹時,広汎な腹腔内転移を認めた虫垂カルチノイドの1例を経験したので,文献的考察を加え報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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