icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床外科38巻11号

1983年11月発行

臨床報告

尿管瘻を形成したCrohn病再発の1例

著者: 永瀬敏明1 田沢賢次1 笠木徳三1 鈴木康将1 坂本隆1 櫛渕統一1 宗像周二1 麓耕平1 真保俊1 田近貞克1 阿部要一1 唐木芳昭1 伊藤博1 藤巻雅夫1

所属機関: 1富山医科薬科大学医学部第2外科

ページ範囲:P.1665 - P.1668

文献概要

はじめに
 Crohn病は,口腔から肛門までの消化管のどの部位にも発生しうる慢性炎症性肉芽腫性疾患で,腹部に瘻孔を形成することはよく知られている.われわれは,初回手術で腸結核の診断のもとに回盲部切除術をうけた後,その回腸結腸吻合部に尿管瘻を形成した極めてまれなCrohn病再発例を経験したので,若干の文献的考察を加えて報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら