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文献詳細

雑誌文献

臨床外科38巻2号

1983年02月発行

文献概要

特集 脾摘をめぐる話題

胃癌と脾摘—リンパ節郭清の見地から

著者: 川口正樹1 武藤輝一1 梨本篤1 宮下薫1 田中乙雄1 佐々木公一1

所属機関: 1新潟大学医学部第1外科

ページ範囲:P.185 - P.188

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はじめに
 近年,癌の手術療法において,その成績の向上と安定化,さらに抗癌補助療法の開発にともない,臓器機能温存の立場から縮小手術の適応が検討されてきた.胃癌においても,その免疫機能を考慮して根治手術にともなう脾摘の是非が話題になつている.そこで,根治切除に際し膵体尾部・脾合併切除が行われる上部胃癌について,リンパ節郭清の面からみた脾摘の意義について述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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