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文献概要
特集 脾摘をめぐる話題
門脈圧亢進症と脾摘
著者: 磯松俊夫1
所属機関: 1札幌逓信病院外科
ページ範囲:P.203 - P.207
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門脈圧亢進症の研究の歴史は,脾臓から始まつた.そして将来は脾臓におわるであろうと言つても過言でないほどに,門脈圧亢進症と脾臓は常に密接して論議されてきたし,また今後もされていくであろう.このような背景をふまえたうえで,門脈圧亢進症の外科治療が歩んできた道を,脾摘の問題に焦点をしぼりふりかえるとともに,著者が今まで治療を行つた門脈圧亢進症症例をもとに,門脈圧亢進症の外科治療における脾摘の意義ならびにその位置づけについて述べてみたい.
門脈圧亢進症の研究の歴史は,脾臓から始まつた.そして将来は脾臓におわるであろうと言つても過言でないほどに,門脈圧亢進症と脾臓は常に密接して論議されてきたし,また今後もされていくであろう.このような背景をふまえたうえで,門脈圧亢進症の外科治療が歩んできた道を,脾摘の問題に焦点をしぼりふりかえるとともに,著者が今まで治療を行つた門脈圧亢進症症例をもとに,門脈圧亢進症の外科治療における脾摘の意義ならびにその位置づけについて述べてみたい.
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