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文献詳細

雑誌文献

臨床外科38巻2号

1983年02月発行

文献概要

特集 脾摘をめぐる話題

門脈圧亢進症と脾摘

著者: 磯松俊夫1

所属機関: 1札幌逓信病院外科

ページ範囲:P.203 - P.207

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はじめに
 門脈圧亢進症の研究の歴史は,脾臓から始まつた.そして将来は脾臓におわるであろうと言つても過言でないほどに,門脈圧亢進症と脾臓は常に密接して論議されてきたし,また今後もされていくであろう.このような背景をふまえたうえで,門脈圧亢進症の外科治療が歩んできた道を,脾摘の問題に焦点をしぼりふりかえるとともに,著者が今まで治療を行つた門脈圧亢進症症例をもとに,門脈圧亢進症の外科治療における脾摘の意義ならびにその位置づけについて述べてみたい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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