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文献詳細

雑誌文献

臨床外科38巻2号

1983年02月発行

文献概要

文献抄録

腸球菌敗血症—臨床的意義と死因

著者: 棚橋達一郎1 相川直樹1

所属機関: 1慶大外科

ページ範囲:P.219 - P.219

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 Enterocococcus(Streptococcus faecalis)は,臨床上,しばしば分離されるが,その病原性については,疑問視する向きもある.このため,その治療についても,全く無視してよいという意見と,種々の抗生剤の併用を推奨する意見があつた.著者らは,2つの病院の全科の患者のうち過去5年間に,血液培養にてEnterococcusの証明された114例について,臨床的検討を加えた.患者の平均年齢は57歳,男性78例,女性36例で,対象の46%は,手術前後の症例であつた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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