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文献詳細

雑誌文献

臨床外科38巻2号

1983年02月発行

文献概要

ここが知りたい 臨床医のためのワンポイントレッスン

ヨード系造影剤使用のX線検査におけるショック対策は?

著者: 平松慶博1

所属機関: 1筑波大学臨床医学系放射線科 2

ページ範囲:P.221 - P.221

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 A;経静脈性尿路造影(いわゆるIVP),その他の尿路造影,各種の血管造影に限らず,近年CTの普及に伴いヨード剤を使用する機会がさらに多くなつて来ている.IVPや血管造影の際には,とくに充分準備した上で検査を施行するのが常であるが,CTにおいては,比較的安易に造影剤を注射しているのを見かける.
 ヨード剤に対する反応の機序は,いまだ充分解明されていない.単なるアレルギー反応ではなく,複雑な免疫作用とも関連している様であるが,心理的な因子を強調する学者もある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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