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臨床報告
高熱が持続し,大量下血をきたしたCrohn病(急性電撃型)の1例
著者: 中山真一1 坂門一英1 武井信介2 吉田浩樹2 北川晋二3 黒岩重和4
所属機関: 1国立療養所福岡東病院外科 2国立療養所福岡東病院内科 3九州大学医学部放射線科 4九州大学医学部第2病理
ページ範囲:P.265 - P.269
文献購入ページに移動Crohn病に対する外科治療は,主にその合併症に対するものであり,従つて待期的手術が大半を占めている.われわれは最近,下痢,下腹部鈍痛などを訴え来院し,入院後高熱が持続し,大量の下血を発症したために,緊急手術を余儀なくされた電撃型と思われるCrohn病の1例を経験したので,若干の考察を加えて報告する.
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