icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床外科38巻2号

1983年02月発行

文献概要

臨床報告

高熱が持続し,大量下血をきたしたCrohn病(急性電撃型)の1例

著者: 中山真一1 坂門一英1 武井信介2 吉田浩樹2 北川晋二3 黒岩重和4

所属機関: 1国立療養所福岡東病院外科 2国立療養所福岡東病院内科 3九州大学医学部放射線科 4九州大学医学部第2病理

ページ範囲:P.265 - P.269

文献購入ページに移動
はじめに
 Crohn病に対する外科治療は,主にその合併症に対するものであり,従つて待期的手術が大半を占めている.われわれは最近,下痢,下腹部鈍痛などを訴え来院し,入院後高熱が持続し,大量の下血を発症したために,緊急手術を余儀なくされた電撃型と思われるCrohn病の1例を経験したので,若干の考察を加えて報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?