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文献詳細

雑誌文献

臨床外科38巻2号

1983年02月発行

文献概要

臨床報告

いわゆるMirizzi症候群を呈した胆嚢管癌の1例

著者: 白倉外茂夫1 矢嶋嶺1 岸田敏博2 浅岡善雄2

所属機関: 1国保依田窪病院外科 2自治医科大学消化器一般外科

ページ範囲:P.283 - P.287

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はじめに
 胆嚢管癌は胆嚢管に限局していなければならないとするFarrar1)の診断基準を満たす胆嚢管癌はそのごく初期のものに限られ2,3),従つて臨床的に極めて稀れなもので偶然に発見されることが多い.
 一般に肝外胆道系の癌は手術時に原発部位の不明のものが多く,胆道癌取扱い規約4)によればその主たる占居部位を原発部位として取扱うという考え方を優先させると述べられており,今後それにそつて報告される胆嚢管癌の症例は増えるものと思われる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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