icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床外科38巻3号

1983年03月発行

臨床報告

3個の原発性癌巣を有する食道多発癌の1例

著者: 森正樹1 松崎浩一1 松浦弘1 桑野博行1 杉町圭蔵1 井口潔1 小宮山荘太郎2 岩下明徳3

所属機関: 1九州大学医学部第2外科 2九州大学医学部鼻咽喉科 3九州大学医学部第2病理

ページ範囲:P.393 - P.396

文献概要

はじめに
 食道内に主癌巣以外に副癌巣が存在する場合,多中心性に発生したもの(多発癌)と壁内転移によるものとが考えられるが,その鑑別が困難な場合も少なくない.今回われわれは術前に3個の癌巣を確認し,切除標本の病理検索にて原発性多発癌と診断しえた症例を経験したので,若干の考察を加え報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら