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文献詳細

雑誌文献

臨床外科38巻3号

1983年03月発行

臨床報告

術前に診断しえた同時性肝・胃重複癌の1治験例

著者: 李東雨1 長田栄一1 鈴木範男1 井川澄人1 広橋一裕1 成山多喜男1 木下博明1 酒井克治1 関守一2 朝井均2

所属機関: 1大阪市立大学医学部第2外科 2大阪市立大学医学部第3内科

ページ範囲:P.421 - P.425

文献概要

はじめに
 肝細胞癌ならびに胃癌は本邦では比較的多い疾患であるが,同時性肝・胃重複癌1)(以下本症)はこれまでに30例報告されているにすぎず,しかも術前に診断され,根治手術の施行された症例はきわめて稀である.われわれは最近,術前に本症と診断し,両者に根治手術を施行しえた症例を経験したので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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