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文献詳細

雑誌文献

臨床外科38巻4号

1983年04月発行

文献抄録

術後嫌気性菌感染症に対するMetronidazole予防投与

著者: 柵瀨信太郎1 西尾剛毅1

所属機関: 1聖路加国際病院外科

ページ範囲:P.499 - P.499

文献概要

 近年消化管,婦人科領域での手術後合併症としてBacteroides,Fusobacterium,嫌気性球菌などの嫌気性菌による術後感染症が注目をあびている.これに対し新しい抗生物質が開発,使用されているが,20年来婦人科領域にてトリコモナス腟炎の治療に用いられてきたMetronidazole(Fragyl)が条件嫌気性菌を除くほとんどの嫌気性菌に対して強い殺菌力を持ち,かつ副作用も少ないことにより嫌気性菌感染症に対して広く使用されるようになった.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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