icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床外科38巻5号

1983年05月発行

臨床研究

Borrmann 4型胃癌の宿主反応

著者: 田中承男1 栗岡英明1 井口公雄1 内藤和世1 石橋治昭1 山岸久一1 橋本勇1

所属機関: 1京都府立医科大学第2外科

ページ範囲:P.689 - P.694

文献概要

はじめに
 Borrmann4型胃癌が他の胃癌と較べて予後が極めて不良であることは,諸家の報告が一致するところである.この理由としては,(1)早期診断が困難で,発見時すでに著しく進行しているものが多い,(2)悪性度が高く,進行が極めて早い,(3)宿主の癌に対する反応性の低下等が考えられる.本稿では,Borrmann 4型胃癌の宿主反応について検討したところ,その低下を示唆する所見がえられたので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら