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臨床報告
腎癌の手術後,肺と脳に転移をきたし,これらを手術的に摘除したあと,約8年生存し続けている症例
著者: 船木治雄1 神谷直紀2 大田早苗1 広瀬脩二1 浦野順文3 降旗俊明4 村橋勲5
所属機関: 1国立王子病院外科 2桜井病院外科 3神戸大学医学部病理学教室 4都立墨東病院脳神経外科 5独協医科大学泌尿器科
ページ範囲:P.701 - P.705
文献購入ページに移動腎癌の肺転移の手術成績は,5生率が比較的高いことで知られている.
しかしこれは肺にのみ転移した場合の成績であつて,2種類の臓器に転移した場合の5年以上生存例の報告は全くみられない.
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