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文献詳細

雑誌文献

臨床外科38巻7号

1983年07月発行

文献概要

特集 鼠径・大腿ヘルニアの話題 小児鼠径ヘルニア

片側症例における対側手術について

著者: 秋山洋1 佐伯守洋1 小方卓1

所属機関: 1国立小児病院外科

ページ範囲:P.997 - P.1000

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はじめに
 小児外科及び小児麻酔の進歩にともない鼠径ヘルニアの手術は極めて安全に行われるようになり,手術適応に関しての年齢制限はほとんどなくなり,発症後比較的早期に行われるようになり,年少児の手術例が急増してきている.この年少児の手術例の増加にともなつて,就学前後を目標に手術が行われてきた時代に比し,片側症例において術後に反対側が出現してくる確率が高くなり,このような症例における対応が問題視されるようになつてきた.今回は片側症例に対して対側出現に関する考え方を中心にしてのべる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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