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文献詳細

雑誌文献

臨床外科38巻7号

1983年07月発行

臨床研究

胸部食道癌のための新しい術前検査—経食道的縦隔超音波断層法(食道エコー法)による縦隔リンパ節転移の診断

著者: 蔵本純一1 広崎晃雄1 西平哲郎1 北村道彦1 豊田統夫1 大森典夫1 平山克1 阿部力哉1 葛西森夫1

所属機関: 1東北大学医学部第2外科

ページ範囲:P.1065 - P.1071

文献概要

はじめに
 悪性腫瘍の外科治療において,主病巣の進行度,遠隔転移の有無の診断は,治療法の選択,決定に極めて重要である.これらの診断は,現在かなり正確に,術前に得られるようになつたが,リンパ節転移の有無や,転移リンパ節の部位などの情報は,極めて不足している現状にある.
 食道癌においては,最近になり頸部リンパ節,腹部リンパ節については,術前にある程度の情報が得られるようになつたけれども,縦隔リンパ節に関しては,現在なおほとんど有用な診断の方法がない.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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