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文献詳細

雑誌文献

臨床外科38巻9号

1983年09月発行

特集 肝硬変と手術

術前・術後の管理—食道静脈瘤手術

著者: 小山研二1 菊地淳一1 大内清昭1 佐藤寿雄1

所属機関: 1東北大学医学部第1外科

ページ範囲:P.1313 - P.1318

文献概要

はじめに
 食道静脈瘤の治療は,手術の他に内視鏡的硬化療法や経門脈性栓塞法などの開発進歩により極めて多彩となつた.そして,重症肝硬変例には非手術的治療法を行うことにより,本症の治療成績は著しく向上しつつある.しかし,治療の確実性,永続性の点では手術が最もすぐれており,予後を十分考慮したうえで手術を安全にし,かつその適応を拡大することは依然として重要な課題である.そのためのriskの判定,術前・術中・術後の管理について自験例を中心にのべたい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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