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臨床研究
腹部大動脈瘤の外科治療
著者: 森下靖雄1 丸古臣苗1 有川和宏1 山下正文1 湯田敏行1 豊平均1 平明1
所属機関: 1鹿児島大学医学部第2外科
ページ範囲:P.105 - P.107
文献購入ページに移動腹部大動脈瘤に対する外科手術はDubostら1)によるhomograftを使用した最初の置換術後,変遷を経て今日ほぼ確立され,外科的切除,代用血管移植が標準術式とされている.術式の改良,術前・術後管理の進歩と共に手術成績は著明に向上してきたが,破裂瘤の手術成績は今だ満足すべきものではない.教室で経験した腹部大動脈瘤の手術成績を検討し,若干の検討を加える.
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