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特集 胃癌—最近の話題
胃スキルスの内分泌化学療法
著者: 北岡久三1
所属機関: 1国立がんセンター外科
ページ範囲:P.1551 - P.1554
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癌の内分泌療法は,外科的に依存ホルモン分泌腺を切除するか,依存ホルモンに対し拮抗または競合ホルモンを投与し,宿主の内分泌環境を作りかえ,癌の増殖を抑制するものである.
抗エストロゲン剤であるtamoxifen(Nolvadex)が登場して以来,乳癌の内分泌療法は外科療法から内科療法に変わりつつあり,単独あるいは化学療法との併用により,その有用性が立証されつつある.
癌の内分泌療法は,外科的に依存ホルモン分泌腺を切除するか,依存ホルモンに対し拮抗または競合ホルモンを投与し,宿主の内分泌環境を作りかえ,癌の増殖を抑制するものである.
抗エストロゲン剤であるtamoxifen(Nolvadex)が登場して以来,乳癌の内分泌療法は外科療法から内科療法に変わりつつあり,単独あるいは化学療法との併用により,その有用性が立証されつつある.
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