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文献詳細

雑誌文献

臨床外科39巻2号

1984年02月発行

文献概要

特集 がんの集学的治療をどうするか 食道癌

基調論文

著者: 磯野可一1

所属機関: 1千葉大学医学部第2外科

ページ範囲:P.161 - P.166

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はじめに
 今日,食道癌に対する治療法としては,手術,放射線,免疫化学療法があげられよう.そして,この内の第一選択として,先ず,原則的には手術が選ばれることにも異論がないものと思われる.(無論,患者の状態,癌の進行状態などにより,個々の症例によって異なることは論をまたない.)
 そして,実際に食道癌を手術し,その術後経過を追跡して行く症例が増加するにつれて,いかに手術のみでは,非力であるかが痛感させられる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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