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文献詳細

雑誌文献

臨床外科39巻2号

1984年02月発行

特集 がんの集学的治療をどうするか

乳癌

基調論文

著者: 榎本耕治1 池田正1 阿部令彦1

所属機関: 1慶応大学医学部外科

ページ範囲:P.185 - P.192

文献概要

はじめに
 乳癌は同一組織型においても,それを構成する個々の癌細胞の生物学的動態は一様でない.それに対応して,治療も単独治療よりも多剤併用さらに集学的治療が必要であることが,ホルモン受容体の測定の結果,抗体の染色,細胞動態的研究及び実際の治療への反応等から裏付けられている.進行・再発乳癌の治療として,従来内分泌治療,化学療法,照射療法,免疫療法が行われているが,如何なる症例に如何なる組合せで,どの順序で行うのが最も合理的か検討されねばならない.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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