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文献詳細

雑誌文献

臨床外科39巻2号

1984年02月発行

文献抄録

手術患者におけるアミノ酸輸液に対する順応

著者: 松井淳一1 相川直樹1

所属機関: 1慶応義塾大学医学部外科

ページ範囲:P.229 - P.229

文献概要

 1973年,Blackburnらは,ブドウ糖を含まないアミノ酸単独輸液が,血中インスリンを低下させ,内因性脂肪の動員を増加し,窒素平衡を改善することを示した.これに対し,その後の研究では,アミノ酸輸液によるprotein sparing effectは,ケトーシスに無関係であり,ケトーシスは,ストレスの程度とアミノ酸投与量に影響されることが示された.今回,末梢静脈よりアミノ酸輸液を行つた患者において尿中ケトン体を測定し,窒素平衡との関連を検討した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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