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文献詳細

雑誌文献

臨床外科39巻3号

1984年03月発行

特集 外科感染症と免疫

腎移植後の免疫抑制と感染症

著者: 岡隆宏1 中根佳宏2

所属機関: 1京都府立医科大学第2外科 2滋賀医科大学第1外科

ページ範囲:P.343 - P.347

文献概要

はじめに
 同種腎移植の臨床において免疫抑制剤の使用は不可欠であるが,これによる最大の合併症は感染症である.腎移植の成功は,副作用の発現を防ぎつつ最大の免疫抑制効果が得られるような免疫抑制剤投与法の工夫と,感染症の克服にかかつているといつてもいいすぎではない.
 ここでは腎移植後の免疫抑制法と感染症発症の頻度,時期,種類,誘因などについて,教室例での経験を中心に述べてみたい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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