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文献詳細

雑誌文献

臨床外科39巻5号

1984年05月発行

文献概要

臨床報告

イレウス症状をきたした小腸アニサキス症3例の検討

著者: 深田伸二1 蜂須賀喜多男1 山口晃弘1 近藤哲1 堀明洋1 安井章裕1 広瀬省吾1 山田育男1 宮地正彦1 碓氷章彦1 渡辺英世1 石橋宏之1 加藤純爾1 神田裕1

所属機関: 1大垣市民病院外科

ページ範囲:P.707 - P.711

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はじめに
 アニサキス症は今や3,000例にもなるといわれており,とくに胃アニサキス症は内視鏡の進歩によりその症例数は急速に増加している.一方,腸アニサキス症は急性腹症として開腹されて判明する場合がほとんどである.今回われわれはイレウス症状をきたし,開腹により腸壁に刺入したアニサキス虫体を証明した3症例を経験したので若干の文献的考察を加え報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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