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文献詳細

雑誌文献

臨床外科39巻6号

1984年06月発行

特集 〔Q & A〕術中トラブル対処法—私はこうしている

迷走神経切離術

〈付〉不完全迷切を避けるために

著者: 大久保高明1

所属機関: 1大久保病院外科

ページ範囲:P.773 - P.775

文献概要

 全幹迷切(total truncal vagotomy T.V),選択的胃迷切(selective gastric vagotomy S.V.),選択的近位迷切(selectvie proximal vagotomy S.P,V.)いずれの術式を行うにせよ,迷走神経の解剖を熟知の上,迷切術を施行し,不完全迷切を避けねばならない.再開腹例や,極度の肥満症例では,特に確認困難な場合があるので注意を要する.不完全迷切を避けるため各術式を簡単にのべ,注意すべき点を列挙したい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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