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文献詳細

雑誌文献

臨床外科39巻6号

1984年06月発行

文献概要

特集 〔Q & A〕術中トラブル対処法—私はこうしている その他の手術

痔瘻と痔核が合併していた

著者: 牧野永城1

所属機関: 1聖路加国際病院外科

ページ範囲:P.831 - P.831

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 一般に,肛門に活動性の炎症性疾患のあるとき,痔核の手術を行うのは好ましくない.しかし慢性痔瘻で,しかも1次,2次開口部もそれぞれ単一で,その上,外括約筋を保存できるようなものであれば,痔瘻の手術の際同時に2〜3の痔核を切除しても,不都合は起こらない.馬蹄形痔痩であるとか,開口部や瘻管の数の多い複雑痔瘻の場合には,痔瘻の手術だけにとどめて,痔核は後に別に処理した方がよい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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