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文献詳細

雑誌文献

臨床外科39巻6号

1984年06月発行

文献概要

特集 〔Q & A〕術中トラブル対処法—私はこうしている 血管塞栓術,拡張術

カテーテルからコイルが抜けない

著者: 青木克彦1 水野富一1

所属機関: 1聖路加国際病院放射線科

ページ範囲:P.889 - P.892

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 コイルに付属しているダクロン線維がレントゲンに写らないため,まだカテーテル内に残つている時カテーテルを引くと,共にコイルが付いてきて,栓塞目的血管から抜け出そうになる(図1—a).
 コイルの大きさとカテーテルの径が不適当な時や,硬い先端や細いテーパーのついたガイドワイヤーを用いた時には,コイルがカテーテル内で広がつたり,ガイドワイヤーがつき抜けたり,あるいはコイルが十分にカテーテルから抜け出ないことがある(図1—b).

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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