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文献詳細

雑誌文献

臨床外科39巻7号

1984年07月発行

文献概要

特集 肝臓癌のTAE療法

TAE療法とその応用—私はこうしている

著者: 池田健次1 熊田博光1 吉場朗1 𤋎本正博2 沢田寿仁3 池永達雄3 中沢茂樹3 鶴丸昌彦3 秋山洋3

所属機関: 1虎の門病院分院消化器科 2虎の門病院分院放射線診断学科 3虎の門病院分院消化器外科

ページ範囲:P.949 - P.954

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はじめに
 本邦では山田らにより始められたTrans-catheter arterial embolization(以下,TAE)は切除不能肝癌に対して良好な効果を示し,その評価も定まりつつある1-3)
 しかし,TAEを有効に行うためには,超選択的血管造影の技術はもとより,腹腔動脈分枝のvariationや起こりうる合併症について熟知する必要がある.また,腹水や脳症を伴う重症肝硬変患者では,TAE前後の全身管理が問題となることも少なくない.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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