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文献詳細

雑誌文献

臨床外科39巻7号

1984年07月発行

特集 肝臓癌のTAE療法

TAE療法とその応用—私はこうしている

著者: 中塚春樹1 高島澄夫1

所属機関: 1大阪市立大学医学部放射線科

ページ範囲:P.961 - P.966

文献概要

はじめに
 肝細胞癌に対する動脈塞栓術は,その歴史が極めて浅いにもかかわらず,急速に普及し,今や肝細胞癌に対する有力な一治療法として全国の各施設で施行されるようになつた.それに伴い手技的な種々の進歩とともに,種々の合併症も報告されるようになつた.我々は従来からその手技,治療成績および副作用,合併症などについて報告し,適応についても考察してきたが1-5),その後さらに種々の進歩や手技の変遷をきたしている.
 したがつて,ここでは現在実際に我々が行つている肝動脈塞栓術の手技を紹介し,また当施設における肝細胞癌症例の取り扱い方の現状について紹介する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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