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文献詳細

雑誌文献

臨床外科39巻7号

1984年07月発行

文献抄録

異物誤飲に対する治療方針

著者: 柵瀨信太郎1 西尾剛毅1

所属機関: 1聖路加国際病院外科

ページ範囲:P.995 - P.995

文献概要

 異物誤飲に対する治療方針には,まだ確立されたものはない.筆者らはカリフォルニア大学サンフランシスコ分校にて1971年から1981年の10年間に101件(100人)の異物誤飲を経験し,合併症のない限り,食道異物は早期に内視鏡的除去と胃内異物は経過観察するとの基本的治療方針の下に治療を行つた.この論文はその治療の結果をまとめたものである.
 症例は9カ月の乳児から87歳の老人まで100例で,うち10%は精神異常,20%が囚人であつた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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