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文献詳細

雑誌文献

臨床外科39巻8号

1984年08月発行

特集 外傷の総合画像診断と初療

胸部外傷

著者: 益子邦洋1

所属機関: 1日本医科大学救急医学科救命救急センター

ページ範囲:P.1089 - P.1100

文献概要

はじめに
 胸部外傷の程度は単なる胸壁の打撲や単純肋骨骨折から,心肺危機を伴う重症胸部外傷までさまざまであり,これらに対する初療の適否は生命に直結すると言つても過言ではない.効果的な初療を行うためには診断と治療を並行して進めることが大切であり,ただいたずらに診断の為だけに貴重な時間を費やすことは厳に慎むべきである.本稿では胸部外傷診断のプロセスをフローチャート式に示し,あわせて初療の要点についても解説する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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