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文献詳細

雑誌文献

臨床外科39巻8号

1984年08月発行

臨床報告

大腸内視鏡により診断し得た結腸膀胱瘻の1治験例

著者: 鍋嶋誠也1 藤崎安明1 沖本光典1 土屋信1 伊東治武1 村上和1

所属機関: 1千葉市立病院外科

ページ範囲:P.1201 - P.1204

文献概要

はじめに
 S状結腸膀胱瘻は典型的な症状を順次呈するものの臨床的に経験することは稀な疾患である.診断法においても注腸造影,膀胱造影,膀胱鏡などが有用であるが大腸内視鏡による瘻孔の診断に関しては本邦にその報告を見ない.私どもは上記の諸検査および大腸内視鏡下にも観察され,また膀胱内色素液注入法も有効であつたS状結腸膀胱瘻の1治験例を報告するとともに若干の考察を述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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