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文献詳細

雑誌文献

臨床外科39巻9号

1984年09月発行

文献概要

特集 どこまで活用できるか新しい手術器械

超音波外科吸引装置—肝臓外科手術

著者: 吉田奎介1 武藤輝一2 川口英弘2

所属機関: 1新潟大学医学部附属病院手術部 2新潟大学医学部第1外科

ページ範囲:P.1235 - P.1241

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はじめに
 CUSA(Cavitron社製外科用超音波吸引装置)が本邦で実用化されて3年余を経過した.私共の新潟大学医学部附属病院手術部でも,脳外科と肝外科を中心に130例余りのCUSA使用手術が経験されている(表1).その後,国産の超音波吸引装置も発売され,ランニングコスト等経費面での問題もあるが,実質臓器とくに脳や肝をはじめ,神経や血管に富む部位での手術補助装置として,本装置の評価は定まりつつあると思われる.著者らは肝切除にCUSAを応用し,40例の経験を得たので,その結果をもとにその利点と問題点につき私見を述べたい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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