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文献詳細

雑誌文献

臨床外科39巻9号

1984年09月発行

臨床研究

大腸癌における術前血漿CEA測定の意義—臨床及び病理学的所見との関連について

著者: 遠藤健1 豊島宏1

所属機関: 1日本赤十字社医療センター消化器外科

ページ範囲:P.1293 - P.1299

文献概要

はじめに
 大腸癌における血漿CEA測定の意義に関してはこれまでに種々論ぜられてきており,大腸癌のスクリーニングとしての意義は少ないとの結論に達している.しかし術後のfollow-upの指標として有用であり,再発の予測,予後の推測という点で,補助診断として欠かせないものの1つとなつている.今回,術前血漿CEAと大腸癌の進行度,予後等との関連について,当科の症例を集計し,臨床及び病理学的立場から検討してみた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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