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文献詳細

雑誌文献

臨床外科4巻1号

1949年01月発行

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化學療法の比較竝に併用

著者: 島田信勝1

所属機関: 1慶應義塾大學醫學部

ページ範囲:P.13 - P.20

文献概要

 今日に於ける劃期的化學療法の研究進展が餘りにも急速且廣汎に亙つた爲か,實際の臨牀に際して或は經濟的見地より,又は作用の強化の點より何れの化學療法を選擇すべきか,或は如何なる併用療法を實施すべきかは必ずしも容易ではないと思う。特に今日の化學療法劑の大部分が一様に急性化膿性炎症に有效なるため,かゝる研究が吾々臨牀家にとつて極めて意義があり,今後大いに吟味されねばならない問題であろう。吾々は現在吾が國で一般に使用されている數種の藥物に就て本問題を檢討したので,2,3の文獻を引用して少しく論及してみたいと思う。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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