文献詳細
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文献概要
消化性潰瘍の診断並びに治療に関し,こゝ1年間に医界に提示された論文は非常な多数に上り,日々根本的な改変が加えられつゝあり,この進展を実地に應用すべき医家に対する意義も大きいものと考えなければならない. これは米國を通じて現在の潰瘍患者数が400万人に及ぶことからでも明かであり,その治療上の進歩は重要問題であつて,米國胃腸学会により全國的委員会が設立され,医家に出來るだけ早く潰瘍問題に関する適確な判断が得られるよう,総ての部面に亘り研究し報告することゝなつた.
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