icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床外科4巻8号

1949年08月発行

文献概要

新医療法の解説・4

病院勤務の看護婦定員と宿直

著者:

所属機関:

ページ範囲:P.412 - P.412

文献購入ページに移動
 医療法施行規則第19條第1項第3号には,病院に於て看護婦は,入院患者4人又はその端数毎に1人及び診療科別に外耒患者30人又はその端数毎に1人,但し産婦人科若しくは産科においては,その3分の1以上は助産婦でなければならない。と規定してあるが,看護婦は入院患者4人又はその端数毎に1人の規定は,労働基準法の労働時間との関係もあつて,入院患者4人に常時看護婦1人を必要とするか,又は看護婦実人員1人と解釈すべきか,次のような見解について福岡縣知事をら厚生省へ伺いを立てた。
 1. 労働基準法の労働時間の規定が,三交代制等を考える場合,看護嬬は入院患者4入に対して常時1人と解すれば,入院患者4人に対して看護婦3人となり,実人員としては入院患者4人に看護婦3人と解釈される。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?