文献詳細
麻醉
文献概要
A.まえがき
今回四肢手術に於ける麻醉法に就ての執筆を依頼されたが,今更事新しく麻醉の要領,方法の細部を列記,詳述するには当らないと思う.何故なら,外科総論,其他外科医の参考書を飜けば,何時でも理解出耒ようからである.唯実地診療,即ち実際手術に直面した場合に,多少の注意事項,乃至要領の本筋がある事は言うまでもない事で,私は其辺に重点を置いて2,3の事項を述べ,諸家の参考に供し度いと考えるものである.
四肢手術の麻醉法であるから,脳,脊髄,内臟手術に対する麻醉に関しては,全部省略する主旨であるが,内容中に稍々関聠する所がある場合もあり得るであろう.又私自身は純粹の整形外科の立場にあるけれども,皮膚科,外科等の領域に関係もある事は否めない.
今回四肢手術に於ける麻醉法に就ての執筆を依頼されたが,今更事新しく麻醉の要領,方法の細部を列記,詳述するには当らないと思う.何故なら,外科総論,其他外科医の参考書を飜けば,何時でも理解出耒ようからである.唯実地診療,即ち実際手術に直面した場合に,多少の注意事項,乃至要領の本筋がある事は言うまでもない事で,私は其辺に重点を置いて2,3の事項を述べ,諸家の参考に供し度いと考えるものである.
四肢手術の麻醉法であるから,脳,脊髄,内臟手術に対する麻醉に関しては,全部省略する主旨であるが,内容中に稍々関聠する所がある場合もあり得るであろう.又私自身は純粹の整形外科の立場にあるけれども,皮膚科,外科等の領域に関係もある事は否めない.
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