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文献詳細

雑誌文献

臨床外科40巻1号

1985年01月発行

文献概要

特集 最近の経腸栄養法と外科

最近の経腸栄養剤とその特徴

著者: 畠山勝義1 小山真1 山本睦生1 武藤輝一1

所属機関: 1新潟大学医学部第1外科

ページ範囲:P.23 - P.31

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 経腸栄養剤には大きく分類すると自然(または天然)流動食と人工濃厚流動食がある.前者はさらに普通流動食,ミキサー食,天然濃厚流動食に分けられるが,種々の理由により今日これらを用いる機会は少なくなつている.その反面,人工濃厚流動食はその組成が自由に変えられるという利点より多種のものが市販されており,特にelemental dietによるenteral hyperalimentationという概念が導入されて以来,intravenous hy—peralimentationと匹敵する栄養法として注目され,広く使用されるに至つている.しかしこれらの名称と定義に多少の混乱があるのが現状であるので,ここでは現時点での私どもの見解による分類を示しながら,それらの特徴を述べてみる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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