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文献詳細

雑誌文献

臨床外科40巻1号

1985年01月発行

文献概要

臨床研究

食道癌上縦隔転移のCT診断—治療方針決定上の意義

著者: 松原敏樹1 木下巌1 中川健1 大橋一郎1 堀雅晴1 梶谷鐶1 金田浩一2 加藤洋3

所属機関: 1癌研付属病院外科 2癌研付属病院放射線科 3癌研付属病院病理

ページ範囲:P.111 - P.117

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はじめに
 左右反回神経沿線の傍気管領域は食道癌の転移および再発の好発部位1-3)であり,手術時の転移の有無によつてその予後は大きく異なる.食道癌の手術および合併療法の方針を立てるために,CTによって上縦隔の状況を把握することは極めて重要である.食道癌切除例,再発例,リンパ系高度進展例のCT像より,CTによる転移診断能及び食道癌の上縦隔リンパ系進展様式を検討した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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