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臨床報告
免疫組織化学的検討によつて確定診断した胃RLHの1例
著者: 原俊介1 松波英寿1 加納宣康1 雑賀俊夫1 松原長樹1 小山明宏2 本間光雄2 小山登3 森一郎4
所属機関: 1国立東静病院外科 2国立東静病院放射線科 3小山消化器医院 4東海大学医学部病理
ページ範囲:P.127 - P.130
文献購入ページに移動胃のreactive lymphoreticular hyperplasia(以後胃RLH)は現在良性病変として広く理解されているが,良・悪性境界領域病変と思われるものも多々見られ,実際には悪性リンパ腫との間に明らかな一線を画することの出来ない場合も少なくない.われわれは,いわゆる表層拡大型胃悪性リンパ腫との鑑別が困難であり,切除標本に対し酸素抗体法を用いた免疫組織化学的検討を行つた胃RLHの1例を経験したので報告する.
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