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文献詳細

雑誌文献

臨床外科40巻10号

1985年09月発行

カラーグラフ 胆道疾患の外科病理・2

胆嚢穿孔・胆汁瘻

著者: 松峯敬夫1 広田英夫1 嘉和知靖之1 成瀬好洋1 青木幹雄2 瀬戸輝一3

所属機関: 1東京都立墨東病院外科 2東京都立墨東病院病理 3帝京大学医学部病理

ページ範囲:P.1169 - P.1171

文献概要

 胆嚢穿孔,胆汁瘻とも,有石胆嚢炎に起因する重要な合併症として知られている.
 いずれも比較的稀な疾患とされ,最近20年間における筆者らの経験でも,胆嚢穿孔(開放性穿孔)と呼び得るものは,1,642例の胆嚢炎手術例中,僅か5例,0.3%と少なく(表1),また胆汁瘻(胆嚢瘻)にしても,同期間中,14例を数えるに過ぎない(表2).

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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