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文献詳細

雑誌文献

臨床外科40巻10号

1985年09月発行

文献概要

特集 症例による急性腹症の画像診断

胃・十二指腸潰瘍穿孔

著者: 登政和1 白川元昭1

所属機関: 1旭中央病院外科

ページ範囲:P.1173 - P.1176

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症例
 患者 30歳男子.数ヵ月前より空腹時心窩部痛の既往あり.午前10時ごろ,突然上腹部に激痛出現し,すみやかに腹部全体にひろがる.近医に入院,保存的に経過を見ていたが,症状軽減せず,翌日当院救急棟へ転送された.
 現症 意識清明.顔面苦悶状腹痛のため体動制限あり.呼吸は浅い胸式呼吸.腹部全体に著明な圧痛,反動痛および筋性防御を認め,いわゆる板状硬の状態.腸雑音は消失.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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