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特集 症例による急性腹症の画像診断
子宮外妊娠
著者: 作山攜子1 大沢章吾2
所属機関: 1聖マリアンナ医科大学放射線科 2相模原協同病院産婦人科
ページ範囲:P.1237 - P.1240
文献購入ページに移動症例 32歳,女性.妊娠3回,自然流産1回,人工流産2回,出産歴なし.
〔現病歴〕
下腹部痛と性器出血のため来院した.当日のハイゴナビス値は320iuを示したので,切迫流産と診断し,保存的療法を行い帰宅させたが,2週間を経ても出血が持続するため入院となつた.この時期に施行した超音波検査で胎嚢(GS)は認められなかつた.5日後に超音波検査を行つたところ子宮外にGSが疑われ,子宮外妊娠の疑いのもとに緊急手術となつた.妊娠月数は8週であつた.
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